前回までで催促と潰しの2つについてやりましたが、今回はこれらについてもう少し細かく説明します。
※これは概念的な話で、ぷよの対戦とは直接関係が無いので飛ばしても良いです。
催促と潰しという2種類を説明しましたが、これらはあまり区別される物では有りません。
例えば左の図を見てください。2Pは緑発火ですが、黄色が来ればいつでも本線を撃てる状態です。(つまり隙が小さい。)この状態で1Pが催促を撃ったとしましょう。この時、もし2Pのツモが悪くて2Pが本線を発火できなかったとします。
さて、1Pは"催促"をしたのに、相手は本線を発火しませんでした。つまり、相手は完全に"潰されて"います。1Pの攻撃は"催促"だったはずなのに、いつの間にか"潰し"が成功しているのです。
逆に、潰しを撃って、それに対して本線を発火されてしまったら、それは催促になってます。
このように、催促と潰しと言うのは曖昧で、どちらも自分にとって有利なのだから特に区別する必要はあまり無いのです。なので、"催促"と"潰し"をまとめて催促と呼ぶことも多いです。
使用例「2Pに催促が刺さった」
副砲自体を指して"催促"と言うことも有ります。
使用例「1Pは催促を持っていて隙が無い」
催促をすればこちらが有利になる、と言うことは、当然対戦相手も催促をしてくると言う事です。つまり、その対策も考えなければいけません。相手に催促をさせない、と言うのは普通不可能なので催促をされても大丈夫なようにする必要があります。その為にはどうすれば良いかと言うと、相手の催促にこちらも催促で対応するのです。
左の図を見てください。今、2Pが2連鎖の催促を発火しました。ここで1Pが本線を発火してしまうと、2Pの思う壺です。ですが、実は1Pも左側に2連鎖の催促を持っています。
そこで、その2連鎖を使って催促に"対応"しましょう。こうすれば、お邪魔ぷよは降って来ないし、先打ちしたわけでも無いので2Pが有利になる事もありません。
このように、相手の催促にはこちらも催促で対応すれば良いのです。しかしこの場合、相手が有利になるのは避けられましたが、別に自分が有利になったわけでもありません。
そこでこのように、2Pの2連鎖催促に3連鎖催促で対応してみましょう。すると、当然3連鎖の方が威力が高いので2Pにお邪魔ぷよが送られます。つまり、1Pは催促されたはずが、催促する側になっているのです。
また逆に、下手に小さめな催促を送ると相手から大きい催促が帰ってきてしまう恐れもある、という事も分かると思います。
コメント
(名無し) | 2012年3月 9日 18:40
勉強になりました。ありがとうございます。
おじゃまぷよ | 2013年1月 6日 14:12
最後の1段落、超よくある!
無駄ぷよを消しただけなのに
それに対応して3連鎖されたり…
たくや | 2014年8月11日 13:15
違いが良く分かりました。
ありがとうございました。