TeXについて
初めに
このページでは、自分がTeXを書く上で、参考にした情報をまとめようと思います。 なので、当サイトで公開されているPDFのようなものを作りたい場合は参考になると思います。 なお、私はWindowsのTeX Liveユーザーなのでその場合しか分かりません。 その前提で書きます。
TeXのインストール
まず最初にTeXをインストールする必要がありますが、今はTeX Liveというのがありこれが便利です。 TeX Liveを使うと、インストールは何回かクリックするだけで全部自動的にやってくれます(こういう感じです)。 ただ、TeX Liveはとりあえず全部入れてく系なので完了まで時間がかかります(数時間くらい?)。 寝る前に開始して放っておけば起きるころには終わります。
TeXの種類について
TeXというのも実は種類がいっぱいあります。一体どういうことなのかについては TeX処理系御伽話が詳しいです。 特に何も考えていないと、この記事で言うe-pTeXを使うことになると思います(私も最初そうでした)。 今はe-upTeXを使っています。 自分がどのLaTeXを使ってるか知りたい話を使うとどのTeXを使っているのか判別することができます。
TeXstudio
さて、いよいよTeXを書いていくわけですが、普通のテキストエディタを使ってももちろんいいのですが、 TeX専用のエディタも勿論あります。TeXstudioというのが私の使っている奴です。これは
- ボタンクリックで自分で定義したコマンド(latexmkなど)が実行できる
- (自分で定義したものを含む)マクロの入力補完
- \ref の入力補完
- \cite の入力補完
- TeXソースからPDFに飛ぶ機能
- PDFからTeXソースへ飛ぶ機能
などの機能があり非常に便利です。この手のエディタは他にもありますが いくつか使った中ではTeXstudioが一番使いやすかったです。 (TeX Liveに標準で付いてるのはTeXworksだけどこれは使いにくかった)
自分で書いたページ
- TikZの使い方 (PDF、2024-05-06更新)
- TikZというパッケージを使うとTeXで絵を描くことができます。 これを使うと関数のグラフを描いたり,可換図式を描いたりできます。 またAmazonで紙の本を買うことができます。
- 射の合成をするための命令を定義してみる
- タイトルの通りです。
- TeXの理解を深める再生リスト
- TeXについてYoutubeで動画解説したものをまとめました。
参考になるページ
最後に参考になるページを列挙します。
- [改訂新版]upLaTeXを使おう
- upLaTeXに移行するときに参考にしたページ
- LaTeX の「アレなデフォルト」 傾向と対策
- upLaTeXを使おうの筆者による、LaTeXを使う際の注意事項まとめ
- upLaTeX文書で源ノ明朝/Noto Serif CJKを簡単に使う方法(最新のdvipdfmxとpxchfonを使用)
- PXchfon の新しいやつ(v1.2)
- 日本語のフォントを源ノフォントにする際に参考にしたページ
- latexmk で楽々 TeX タイプセットの薦め(& biblatex+biberで先進的な参考文献処理)
- latexmkを導入するときに参考にしたページ
- https://www.math.tohoku.ac.jp/tmj/oda_tex.pdfにあるPDFファイル『数学の常識・非常識―由緒正しいTeX入力法』
- 細かいところまで詳しく書かれているので一度は読んだ方がいいです
- Tips/TeX/正しいマークアップ
- 同じく細かいことについて
- The Comprehensive LaTeX Symbol List – Symbols accessible from LaTeX
- LaTeXで使える記号がまとまったPDF。クソでかい。なんとなくどんな記号が使えるか探すにはいいと思う。
- iso.2022.jpにある『TeX講習会資料』
- 初歩的なところからまとまっている資料
- amsmathの数式環境まとめ
- 数式環境まとめ
- TeX Live 2018 注目ポイントまとめ
- TeX Live 2018の情報。
- TeX & LaTeX Advent Calendar
- アドベントカレンダー。お役立ち記事がいっぱい。