【選択公理】任意の集合に選択関数が存在する. [⇔] 非空集合の任意個の直積は空でない. [⇔] 全射f:A→Bに対し,fg=id_Bとなるような写像g:B→Aが存在する. [⇔] 空でない集合Aと写像 f:A→B に対して写像 g:B→A が存在して fgf=f となる. [⇔] 任意の二項関係Rに対し,ある関数fが存在してdom(R)=dom(f)かつf⊂R.[ 即ち,∀x∈dom(f)に対しxRf(x) ] [⇔]【Zornの補題】順序集合Xが「Xの部分全順序集合には上界が存在する」を満たすならば,Xの極大元が存在する. http://alg-d.com/other/ac_wo_z.html [⇔] 順序集合Xが「Xの部分全順序集合には上限が存在する」を満たすならば,Xの極大元が存在する. [⇔] 順序集合Xが「Xの部分整列順序集合には上界が存在する」を満たすならば,Xの極大元が存在する [⇔] 集合Xと推移的関係R⊂X×Xが「Xの部分集合でRによって全順序付けされるものには上界が存在する」を満たすならば,Xの(Rに関する)極大元が存在する. [⇔] 任意の集合Xに対し「任意の元x, y∈Yに対しx∈yまたはx=yまたはy∈x」となるような極大部分集合Y⊂Xをが存在する. [⇔]【Tukeyの補題】有限性をもつ集合族は(⊂について)の極大元をもつ.[ 集合族Xが有限性を持つとは「x∈X ⇔ ∀a⊂x(aが有限集合⇒a∈X)」 ] [⇔]【Hausdorff maximal principle】順序集合Xの任意の部分全順序集合は,Xの極大部分全順序集合に含まれる. [⇔] 任意の木は極大全順序集合を持つ.[ 木とは順序集合(T, ≦)で「∀t∈Tに対し{x∈T|x≦t}は≦によって全順序集合になる」を満たすもの ] [⇔]【Kurepa's Maximal Antichain Condition】任意の順序集合は極大反鎖を持つ.[ 順序集合(X,≦)の反鎖とは,A⊂Xで「∀x∀y∈Aに対しx≦yでもy≦xでもない」を満たすもの ] [⇔] 任意の集合X上の二項関係Rに対し,Y×Y⊂Rとなるような極大部分集合Y⊂Xが存在する. [⇔] 任意の集合X上の二項関係Rに対し,Y×Y⊂R∪R^{-1}∪Iとなるような極大部分集合Y⊂Xが存在する.[ R^{-1}:={(y, x)|(x, y)∈R},I:={(x, x)|x∈X} ] [⇔]【整列可能定理】任意の集合は整列可能.[ Xが整列可能とは,ある順序関係≦で「Xの任意の部分集合が(≦についての)最小元を持つ」を満たすものが存在すること ] http://alg-d.com/other/ac_wo_z.html [⇔] 任意の全順序集合は整列可能. http://alg-d.com/other/ac_wot.html [⇔] 任意の順序数αに対し,冪集合 Power(α) は整列可能. http://alg-d.com/other/ac_wot.html [⇔] 任意の集合Xに対し P(X, m).[ mは正整数,P(X, m):=「ある順序数αとその上で定義された関数fが存在して ∀β<α(|f(β)|≦m) と X=∪_{β<α}f(β) を満たす」 ] http://alg-d.com/other/ac_wot.html [⇔] ある正整数mが存在して,任意の集合Xに対し P(X, m). http://alg-d.com/other/ac_wot.html [⇔] 任意の集合Xに対しある正整数mが存在して P(X, m). http://alg-d.com/other/ac_wot.html [⇔] 任意の集合A, Bに対し,単射A→B または 単射B→A が存在する. [⇔] アレフゼロ以上の任意の濃度λ, μに対しλ・μ=λ+μ. [⇔] アレフゼロ以上の任意の濃度λに対しλ=λ^2. [⇔] アレフゼロ以上の任意の濃度λ, μに対しλ+μ=λまたはλ+μ=μ. [⇔] アレフゼロ以上の任意の濃度λ, μに対しλ・μ=λまたはλ・μ=μ. [⇔] 任意の無限集合Xに対し |X|=|Xの有限部分集合全体| [⇔] |A|<|A∪B|かつ|B|<|A∪B| ならば A∪Bは有限集合 [⇔]【the axiom of multiple choice】 [⇔]【Tychonoffの定理】コンパクト集合の任意個の直積はコンパクト. [⇔] Sums of normal spaces are normal [⇔] 任意の非空集合に群構造を定義する事ができる. http://alg-d.com/other/ac_gp.html [⇔] 任意の線型空間に基底が存在する. http://alg-d.com/other/ac_base.html [⇔] 自明でない(単位的)環は極大イデアルを持つ. [⇔] 任意の一意分解整域は極大イデアルを持つ. [⇔] 任意の束は極大フィルターを持つ. [⇔] 任意の完備束は極大フィルターを持つ. [⇔] 任意の分配束は極大フィルターを持つ. [⇔]【Loewenheim-Skolemの定理】 [⇒] 無限集合は自身と同じ濃度を持つ真部分集合を含む. [⇒] 無限集合は可算無限部分集合を含む. [⇒]【可算和定理】可算集合の可算個の和集合は可算. [⇒]【順序付け原理】任意の集合は全順序付けられる.[ Gonzalez, 1995 ] [⇒]【稠密順序付け原理】任意の無限集合は稠密に全順序付けられる.[ Pincus, 1997 ] [⇒]【Kinna-Wagner原理】任意の集合は「ある順序数の冪集合」の中へ1対1に埋め込む事ができる. [⇒]【Banach-Tarskiのパラドクス】(中身の詰まった)球体を有限個に分割し,上手く組み立てると,初めと同じ大きさの球体が2つになる. [⇒] 任意の体に対し,その代数閉包が一意に存在する. [⇒] 濃度が可算な体の代数閉包は一意的.[ 存在は選択公理無しで証明できる ] [⇒]【Artin-Schreierの定理】体 K が「任意の正整数nに対し「(x_1)^2+…+(x_n)^2≠-1 (∀x_i∈K)」」を満たすならば,Kの全順序 < で「x